メッキ - よくあるお問い合わせ
お問い合わせいただく事が多いご質問への回答を掲載しています。
下記以外のご質問も、お気軽にお問い合わせ下さい。
Q-01…メッキ出来る素材は何ですか?
シルバー・真鍮・金・プラチナです。弊社でキャスト地金として扱っている金属はすべて加工可能です。
それ以外の金属(鉄、ステンレス、スズ、アンチモニー、亜鉛)はメッキ出来る物もありますが、加工不良が起こっても修正や代替が利かないため、修理・補償・弁償には応じかねます。
Q-02…素材がわからない物、すでにメッキがかかっている物もメッキ出来ますか?
素材によっては溶けてしまったり、表面が荒れてしまう事があります。「何かしらの合金」としかわからない場合、適切な下処理~後処理が出来ないため、加工不良のリスクが高いです。剥離剤、研磨作業、脱脂、メッキは、それぞれが素材にダメージを与えるリスクがあります。
元の素材がわからない場合は購入された所へご確認ください。素材不明でも加工を進める場合、自己責任でのご依頼となりますので、ご了承の上でご依頼ください。
Q-03…車のエンブレムにメッキ出来ますか?
素材が樹脂の物は通電しないのでメッキ出来ませんが、素材が合金の場合はメッキ出来る事があります。
軽い場合、おそらく樹脂ですのでメッキ出来ません。重みがある場合は、弊社に現物をお預けいただければメッキが可能かどうかご連絡差し上げます。
Q-04…チェーンや可動部分があるパーツにもメッキをかけられますか?
可能です。メッキ液に触れない部分には厳密にはメッキがかかりませんが、チェーンの場合はわずかな範囲なのでルーペで見てもわかりません。パーツの場合、形状によってはメッキがかからない箇所が出る事があります。
Q-05…メッキをして納品された製品にシミのような物があります
加工不良の場合と、地金自体の問題である場合があります。弊社の不備の場合は再加工のご対応をさせていただきます。
鋳造物(特にシルバー・真鍮)は「火ムラ(鋳造や磨きの際の熱による変色)」が原因でシミのようになる事が多く、この場合は弊社では修正が出来ません。
Q-06…ピンクゴールドメッキはどのような色ですか?
品位でいうとK16PGほどです。K18PGより少し柔らかい色味です。
Q-07…ラインストーンが付いていても大丈夫ですか?
ラインストーンには接着剤が使用されているので加工出来ません。メッキ液中に接着剤が溶け出し、メッキ液を汚濁してしまいますので、メッキ加工の後に接着して下さい。
Q-08…石留されていても大丈夫ですか?


メッキ加工に弱いルース一覧
Q-09…ゴールドフィルドも出来ますか?
ゴールドフィルドは出来ません。
Q-10…ゴールドフィルドの製品が剥がれたり変色してきたのですが、メッキで綺麗になりますか?
メッキはかけられますが、まず研磨をして綺麗にする必要があり、その際に金の層が削れてしまうため軽い研磨しか出来ません。変色を取りきれない場合があります。また、メッキではゴールドフィルドのような厚みを出す事は出来ません。
Q-11…アレルギー反応は起きませんか?
弊社のメッキはニッケルの有無をお選びいただけますので、ニッケルにアレルギー反応が起きる場合は無しでご依頼ください。
金・銀・ロジウムにアレルギーがある場合はお勧めいたしません。
どの金属にアレルギーを起こすかはお客様によって様々ですので、病院で検査をしてください。
Q-12…マット(ツヤ無し)のメッキをかけたい
素材がツヤ有りならツヤ有りに仕上がり、素材がツヤ無しならツヤ無しに仕上がります。素材をマット加工した後でメッキをご依頼ください。
Q-13…七宝焼きの製品にもメッキをかけられるか
出来ません。ガラスは温度変化に弱いため、メッキ加工の過程で七宝が割れてしまいます。