ロウ付・レーザー溶接 - よくあるお問い合わせ
お問い合わせいただく事が多いご質問への回答を掲載しています。
下記以外のご質問もお気軽にお問い合わせください。
Q-01…ロウ付けで付けるかレーザー溶接で付けるかは、何を基準に変わるのですか?
ロウ付けになる場合
火を当てても大丈夫な製品
強度の高い方法で付けたい時
レーザー溶接になる時
石留がされていて火を当てられない製品
チェーン切れの直し等、小さい範囲をピンポイントで溶接する必要がある時


レーザー溶接になる時


Q-02…なぜレーザー溶接は強度が強くないのですか?
ロウ付けは面全体を溶接できますが、レーザー溶接は表面のみ溶接しているためです。

Q-03…素材不明な製品のロウ付け/レーザー溶接は可能ですか?
素材不明の製品は、火やレーザーを当てると溶け・変形・欠損が起きるリスクがあります。安い合金はほぼ確実に溶けますのでお断りさせていただいております。
Q-04…中空(中が空洞)の物でも加工出来ますか?
出来ません。
ロウ付けの場合…熱せられた空気が中に閉じ込められ、膨張し、その圧力で製品が変形・破損してしまいます。
レーザー溶接の場合…通常のパワーで行うと周辺が破れてしまい、パワーを弱くすると全く付きません。
イタリア製のアクセサリーはチェーン含め中空の物が多いのでご注意下さい。ご申告なくご依頼され加工不良が起きた場合、補償・弁償には応じかねます。
Q-05…メッキがかかっているのですがロウ付け/レーザー溶接出来ますか?
火を当てると全体が変色しますので、磨き(メッキ剥離)・再メッキが必要になります。
レーザー溶接でも、レーザーが当たった部分は変色するため、同じく磨き(メッキ剥離)・再メッキが必要になります。
磨き(メッキ剥離)・再メッキの工賃は別途ご請求となります。
Q-06…七宝焼きの製品はロウ付け出来ますか?
出来ません。ガラスは割れてしまいますので、レーザー溶接でのご対応となります。
Q-07…自分でロウ付けしていたのですが、難しい箇所があるのでそこだけお願いしたい
可能ですが、使用しているロウの種類(早ロウ・3分・5分・7分)を全てお知らせ下さい。
お客様が使用したロウより融点が高いロウを弊社が使用すると、ロウ付けしていただいた箇所が全て取れてしまいます。
Q-08…ペンダントとバチカンをキャスト依頼して、ロウ付けまでして納品して欲しい
可能です。表と裏がわかるように、イラスト等を添えてご依頼下さい。
ロウ付けの際に湯口処理が必要な場合は、ご連絡をせずに湯口処理を行いますのでご了承下さい。
Q-09…石留していたツメが折れてしまったのでレーザー溶接で直して欲しい
可能ですが、レーザー溶接は火花が飛びますので、それがルースに当たると亀裂や破損が起きます。
ルースを防護して作業いたしておりますが、形状や種類によっては防護出来ない事もありますので、リスクをご了承の上でご依頼下さい。