ロウ付け・レーザー溶接の注意点

！貴金属以外の製品をご依頼される際のご注意！
 
ロウ付けは製品に火を当て、熱を加えます。
レーザー溶接は製品に局所的ながら強い衝撃を与えます。
 
貴金属以外の合金を加工する際は製品の変形・変色・破損・融解・崩壊のリスクがあります。
その他、予想し得ないトラブルへのご対応はいたしかねます。
 
加工が成功した場合でも、強度の保証は出来ません。
ご納品後、溶接した箇所が取れた事についてや、それに付随して起きた問題へのご対応はいたしかねます。
 
原状回復してお戻しする事や、弁償・補償は出来かねますので、ご了承いただける場合のみご依頼ください。

ロウ付け・レーザー溶接が出来ない金属

ゴールドフィルド、亜鉛合金、チタン、タングステン、スズ合金、洋白、その他安価な合金全般
変色、融解、破損等を起こしてしまいます。
ハンダ付けで加工して下さい（弊社では承っておりません）
 

ロウ付け…可、　レーザー溶接…不可

真鍮、銅
レーザーの反応が悪いため、ロウ付けで加工いたします。
ロウ付けの際は銀ロウを使用します。
 

ロウ付け…不可、　レーザー溶接…可

ステンレス
レーザー溶接自体は可能ですが、酸化被膜が原因で強度が低いため、負荷がかかると折れてしまいます。
銀ロウを使用すればロウ付けも可能ですが強度は高くありません。

お預かりする製品の形状や加工する内容、ご依頼数によって、価格と納期が変わります。
下記の料金はあくまで目安ですので、正確なお見積りが必要な場合はご依頼の際に「事前の見積り希望」の旨をご記載ください。
 
下記は　素材：シルバー　でご依頼された場合の価格・納期です。
金・プラチナの場合は金ロウ・プラチナロウを使用するため、料金が上がります。
ステンレス素材については下部に表がございます。
 
溶接後の仕上げ（皮膜の除去、溶接跡の均し）の金額は含まれておりません。