3Dデータ作成ガイド
3Dプリントを作成される際の注意点を記載しております。
データ作成時の参考にしてください。
3Dデータ作成中は拡大表示しているためパーツや距離が大きく見えますが、
実寸で小さすぎるとディティールが出ない場合や、稼働中・後加工中に破損するリスクが高くなります。
ダイレクト鋳造ではなくゴム型で型取りしたい場合、ゴムが入るだけの溝幅が必要になりますので、記載の寸法よりも大きくする必要があります。
必要な寸法はデザインや構造によって異なりますので、担当者までお気軽にご相談ください。
例1:プレート状の場合

①オブジェクトの幅 0.5mm以上
②隣接するオブジェクトとの距離 0.5mm以上
③オブジェクトの高さ 0.3mm以上
④溝(凹み)の深さ 0.3mm以上 ※溝幅に対して深すぎると、溝の一部が埋まるおそれがあります。
⑤溝の幅 0.5mm以上
⑥隣接するオブジェクトとの距離 0.5mm以上
⑦溝を彫った後の板厚 0.8mm以上 ※一番薄い部分で計測してください。
例2:石枠の場合

①ベゼル部分の板厚 0.5mm以上
②爪の直径 φ0.6mm以上
③接地面のくい込み 0.2mm以上 ※オブジェクトが大きい場合はくい込みを深くしてください。もしくは隙間を埋めるようなオブジェクトを追加してください。
④採光部分の空き 0.5mm以上