レーザー刻印の料金は 製品の形状(セッティングの困難さ)・数量・文字数・文字スタイル によって変動します。
このページでは、文字スタイルやセッティングの解説をいたします。
文字スタイルについて
文字スタイル:直線
文字がまっすぐなものは全て「直線」となります。製品自体がウェーブしていても、打つ文字がまっすぐならば直線です。
















文字スタイル:曲線
文字がカーブしているものは全て「曲線」となります。製品自体が板状でも、文字が曲がっているならば曲線です。





セッティング-高低差について
レーザーは焦点を合わせて打ちます。カーブがきついと一番高い部分/一番低い部分の差が大きくなり、焦点が合わなくなってレーザーが薄くなる・かすれる等の加工不良が起きてしまいます。


文字スタイルや書体・ロゴによりますが、高低差2.0mmまでなら許容範囲なので、一度のセッティングでレーザー刻印が可能です。


打つ範囲が小さいと高低差は出づらいです。


高低差2.0mmを超えると一度のセッティングではレーザーが打てません。2~4回に分けてセッティングをやり直し、作業する必要があります。
一度で加工が出来る場合よりも料金が上がります。


打つ範囲が大きいほど高低差が出ます。
セッティング-水平に置けるかどうか
レーザーは真上から照射されます。レーザーが出来るだけ垂直に当たるようにする必要があるため、レーザーを打ちたい面が水平になるようにしないといけません。

セッティング-レーザーを邪魔しないか
レーザーが垂直に当たるのが一番きれいに仕上がりますが、少し角度が付く程度なら問題ありません。リングは垂直には打てないので、少し傾けて打ちます。

普通の太さのリングなら、少し傾ければレーザーを打てます。


しかしスカルリングや大きな石が留まっている場合、少し傾けただけではレーザーを邪魔してしまいます。

もっと傾けてしまうと、打つ面がレーザーに対して急角度になってしまうため、焦点が合わずにレーザーが打てなくなってしまいます。
このような場合は、真下ではなく真横に打つ等、打つ位置の変更をしていただければ問題なく加工出来るようになります。